僅有絶無きんゆうぜつむ)” の例文
現社会に僅有絶無きんゆうぜつむというようになっているらしい、男子の貞操は、たとい尊重すべきものであるとしても、それは身を保つとか自ら重んずるとかいう利己主義だというより外に
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)