僂麻質斯りゅうまちす)” の例文
わけて万作は此頃僂麻質斯りゅうまちすで右の腕をいためて時々は久しく仕事を休むこともあり、それに不漁しけが続くやら網を破くやらで活計くらしも段々困難になって来るので、果ては今迄になく大酒をのみ出して
漁師の娘 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)