倦怠感けんたいかん)” の例文
活動的な男が、活動を奪はれて、何不自由なく暮してゐて、倦怠感けんたいかんを持て餘してゐると言つた樣子でした。
手足の先がばらばらにほぐれるような倦怠感けんたいかんが、快よく身内にしみ渡って来た。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)