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佃煮屋
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つくだにや
ふりがな文庫
“
佃煮屋
(
つくだにや
)” の例文
このちび助のユダヤ人め、と私は心の中で
罵
(
ののし
)
った。「しょっから」とは堀南にある
佃煮屋
(
つくだにや
)
で、彼はその店で売っている鮒の甘露煮を引合いに出したのだ。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「しょっから」とは堀南にある
佃煮屋
(
つくだにや
)
で、彼はその店で売っている鮒の甘露煮を引合いに出したのだ。
慥
(
たし
)
かに、そのくらい大きな鮒の甘露煮なら五ひゃく程度は取られるかもしれない。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「おもとさんと絹さん、それからおようちゃんの三人はお嫁にいったの、お絹さんは向う両国の
佃煮屋
(
つくだにや
)
へいって、去年だかもう赤ちゃんができたわ、——みんないい人ばかりだったわねえ、いつかみんなでいっぺん会いたいわねえ、おせんちゃん」
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
佃
漢検準1級
部首:⼈
7画
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“佃煮”で始まる語句
佃煮