伊都之竹鞆いつのたかとも)” の例文
大神、尊を疑わせられ、千入ちいりうつぼを負い、五百入いおいりの靱を附け、また臂に伊都之竹鞆いつのたかともを取りき、弓の腹を握り、振り立て振り立て立ち出で給うと、古事記に謹記まかりある。これ弓箭の根元でござる
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)