仲蔵なかぞう)” の例文
然るに春章の錦絵にしきえに至りては、例へば四世団十郎(五粒)三世団蔵(市紅)元祖歌右衛門うたえもん(歌七)元祖中村仲蔵なかぞう(秀鶴)等の如き、その容貌ようぼうの特徴往々にして身体付からだつきの癖をも交へたれば
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
吐き出すようにこういった京山は、仲蔵なかぞうもどきで、突袖の見得を切った。
曲亭馬琴 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)