“仁太”の読み方と例文
読み方割合
にた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仁太にたが生まれてはじめてのったバスのめずらしさに、まんじゅうを食べるのも忘れて、運転手の手もとを見ていたなど、だれも考えなかった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
まっさきにきいたのは仁太にたである。もう松葉杖ではなかったにしろ、やっぱりびっこをひいているのを見ると、仁太はうたてかったのであろう。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
磯吉、竹一、松江、ミサ子、マスノ、順々に見ていって仁太にたのところへくると、思わずふきだした。あんまり仁太がきばりすぎているからだった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)