仁和賀にはか)” の例文
世態人情の変化は漸く急激となつたが、然し吉原の別天地は猶旧習を保持するだけの余裕があつたものと見え、毎夜の張見世はりみせは猶廃止せられず、時節が来れば桜や仁和賀にはかの催しも亦つゞけられてゐた。
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)