“京浜”の読み方と例文
読み方割合
けいひん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌晩日の暮れ暮れに玉村氏の自動車は、京浜けいひん国道を大森の自邸へと走っていた。東京の店からの帰りだ。二郎もこの車に父と同車していた。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
と、命令一下、かねてこんなこともあろうかと用意して待っていた特別警察隊は、ラジオを備えた警視庁自慢の大型追跡自動車で、京浜けいひん国道を砲弾のように疾走しっそうして行った。
地中魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
やがて京浜けいひん国道に出て、横浜をとおりすぎるころには、もうすっかり日がくれて、あたりは、まっ暗になっていました。
サーカスの怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)