“五所川原”の読み方と例文
読み方割合
ごしょがわら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、ひとつきほど経って、私は津軽のこの金木町から津軽鉄道で一時間ちかくかかって行き着ける五所川原ごしょがわらという町に、酒と煙草を買いに出かけた。
(新字新仮名) / 太宰治(著)
それから奥羽線に乗りかえて北上し、秋田を過ぎ東能代ひがしのしろ駅で下車し、そこから五能線に乗りかえ、わば、青森県の裏口からはいって行って五所川原ごしょがわら駅で降りて
たずねびと (新字新仮名) / 太宰治(著)
私の町から三里ほど離れた五所川原ごしょがわらという町の古い呉服屋の、番頭さんであったのだが、しじゅう私の家へやって来ては、何かと家の用事までしてくれていたようである。
帰去来 (新字新仮名) / 太宰治(著)