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五十里
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いそり
ふりがな文庫
“
五十里
(
いそり
)” の例文
辻潤
(
つじじゅん
)
の
禿頭
(
はげあたま
)
に口紅がついている。浅草のオペラ館で、木村時子につけて貰った紅だと御自慢。集まるもの、宮島
資夫
(
すけお
)
、
五十里
(
いそり
)
幸太郎、片岡鉄兵、渡辺渡、壺井繁治、岡本潤。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
帰りの坂道で
五十里
(
いそり
)
幸太郎さんに
遇
(
あ
)
う。この涼しいのに尻からげ。セルの着物に角帯。私は下宿にもどる気もしないので、動坂へ出て、千駄木町の方へ歩く。涼やかな往来を楽隊が行く。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
今日は隣の八畳の部屋に別れた男の友達の、
五十里
(
いそり
)
さんが越して来る日だ。私は何故か、あの男の魂胆がありそうな気がして不安だった。——飯屋へ行く路、お地蔵様へ線香を買って上げる。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
“五十里”の解説
五十里(いかり)は、栃木県日光市の大字。
(出典:Wikipedia)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
“五十里”で始まる語句
五十里川
五十里湖