二岐道ふたまたみち)” の例文
いつかの日、信之助と別れた二岐道ふたまたみちあぜに、小さな草庵そうあんを建て、朝夕を静かな看経に送り迎えしていた。
春いくたび (新字新仮名) / 山本周五郎(著)