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亀裂
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クレヴァス
ふりがな文庫
“
亀裂
(
クレヴァス
)” の例文
旧字:
龜裂
氷河へ行けば大きな
亀裂
(
クレヴァス
)
がある。吹雪は吹く。まるで
琺瑯引
(
ほうろうび
)
きの便所の壁のように、つるつるした氷の崖なんかがあって、女の子なぞには手も足も出るもんじゃないよ。
ノンシャラン道中記:07 アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
この
亀裂
(
クレヴァス
)
に落ちたが最後、二度とこの世の光りは見られない。ガイヤアルは
亀裂
(
クレヴァス
)
の上にかかった薄い氷の橋を、ほじくり返しかき廻し、雪か氷か確かめては渡ってゆく。
ノンシャラン道中記:07 アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“亀裂”の意味
《名詞》
亀の甲羅のように走る裂けめや割れ目のこと。
(出典:Wiktionary)
亀
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
“亀裂”で始まる語句
亀裂破