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世智
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せち
ふりがな文庫
“
世智
(
せち
)” の例文
この
世智
(
せち
)
辛い世に生きて行くためには、それ位の馬鹿馬鹿しい想像の世界があった方がよろしい。そのために私共の生活は、どんなに楽しく、そして弾力的なものにをるかわからないのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:04 枕の妖異
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
巴里も
世智
(
せち
)
がらい土地だけれど、ル・タン社もそれ以上に世智がらいですからね。編集長が私に各社を出し抜いて単独会見をやれと云ふのですよ。特別賞金をかけてね。そこで僕も考へましたよ。
亜剌比亜人エルアフイ
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
世智
(
せち
)
がらい當今ではちと思ひおよばない高であつたらうと考へられる。
花火と大川端
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“世智”の意味
《名詞》
俗世間の一般的な知恵。
世渡りの知恵。
(出典:Wiktionary)
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
“世智”で始まる語句
世智辛
世智賢