不残真紅のこらずまっか)” の例文
くだんの通天門を入ると、かッあかるく、不残真紅のこらずまっか。両方から路をせばめて頬がほてるようだが、それは構わん。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)