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下頭
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げとう
ふりがな文庫
“
下頭
(
げとう
)” の例文
と、三人が三人とも、口を合せて顔色を変えているさま、ただ事ならず思われましたので、
下頭
(
げとう
)
小屋の
燈火
(
ともしび
)
に、なんとなく陰気な影が下がって来ました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
往来の旅人に
下頭
(
げとう
)
して得た生涯の
稼
(
かせ
)
ぎ銭をつみ、その死する時に、この小仏に旅人の安息場となる共同小屋を建ててくれと遺言して死んだその
遺物
(
かたみ
)
だそうであります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
折も折なので、しきりと止める者もありましたが、若い行人は身支度をして、教えられた間道から小原へ越えると言って、まもなく、ただ一人で
下頭
(
げとう
)
小屋の人々と別れて行きました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“下頭”で始まる語句
下頭億万遍