上手者じょうずもん)” の例文
「それで、おれに、談判して来いというんじゃ。兄は上手者じょうずもんじゃけど、問屋からいいくるめられてばっかり居るけに、兄はやらん。いつも、むつかしい談判には、末ッ子のおれを使いさすんじゃ」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)