全く上品往生じょうぼんおうじょうというのはかような死に方をいうのであろうと思います。並みいるものは尊い力に打たれました。
青春の息の痕 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
きのうも私にあの上品往生じょうぼんおうじょう発願文ほつがんもんを読んでくれとおっしゃいましてね。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)