七月ふみつき)” の例文
あるいは七月ふみつきの、「よろづの所あけながら夜をあかす」ころの、有り明けの情調を、後朝きぬぎぬの女と男とによって描いているごとき、——女は情人の去ったあと
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)