“丁抹国旗”の読み方と例文
読み方割合
ダーネブローグ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、続いてダンネベルグ夫人の名を、丁抹国旗ダーネブローグ(Danebrog)と云い損ったのだが、それにはあからさまに、武具室の全貌が現われているのだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「それから、あのダン——丁抹国旗ダーネブローグが悲しい半旗となったということが、あのダンネベルグが私に何の関係がございますの。そして、青酸加里がいったいどんな……」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
つまり、その際の混淆こんこうされた印象が丁抹国旗ダーネブローグという、相似した失語になって現われたのだよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)