一角魚うにこうる)” の例文
舟乗りはこいつにでっくわすとかつおを投げてやって逃げるのだが、この刺鮫も頭に角のあるというのを聞かない——一角魚うにこうるの角は角というよりはくちばしだ。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)