一橋いっきょう)” の例文
とはいえ、すでに残骸の姿にひとしい五条の一橋いっきょうと六波羅総門のふせぎぐらいが、よくこの頽勢たいせいをもり返しうるものとは今は誰にも思えていなかった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)