䬒々しゅうしゅう)” の例文
ああ、その言葉を、彼が口に洩らしてから、実に、二刻ふたときとて経たないうちであった。一天の星色次第にあらたまり、水颯々、くも䬒々しゅうしゅう、ようやく風が立ち始めてきた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)