“ぜんぽうじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
善法寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんななかで病気になっても村に医者いしゃはいなかった。よくきく薬もなかった。医者も薬も戦争にいっていたのだ。おばあさんのくなったときには、村の善法寺ぜんぽうじさんまでが出征して留守るすだった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)