“ワレーニキ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肉入団子66.7%
肉団子33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
⦅いつたい、どうしてパツュークは肉入団子ワレーニキを食ふだらう? 今度はまさか団子汁ガルーシュキのやうに、俯向いて啜るのではあるまい。
それをむしやむしや食つてしまふと、彼はまた口を開けた。すると肉入団子ワレーニキは前と同じ順序で、彼の口へ飛びこんで来た。
彼がこんなことを考へてゐる間に、パツュークは口をあいて肉入団子ワレーニキをちよつと睨むと、一層大きく口を開けた。
「あなたの愛情おなさけにきまつてるぢやありませんか、ハヴローニヤ・ニキーフォロヴナ!」かう囁やくやうに言ふと、祭司の息子は片手に肉入団子ワレーニキを持つたまま
凝乳スメターナをべつとりつけた肉団子ワレーニキを食ひながら、煖かい家の中で、おしやべりで愛想のいい女主人と喃語むつごとを交はすのが悪からう筈はない。