“ヨヲリ”の漢字の書き方と例文
語句割合
節折100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹で計つて着物を拵へて、其着物を、節折ヨヲリの式に与つた人々に、分配なされる。あらよの御衣ミソ・にぎよの御衣ミソといふのが、此である。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此を節折ヨヲリと言ふ。ヲリは繰り返すといふ事で、竹で幾度も/\、繰り返して計る。かうする事は亦、天子様の魂の事と関係がある。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此が、夏冬の大祓に続いて行はれる主上の御アガナひなる節折ヨヲリの式である。東西の文部フビトベが参与することから見ても、固有の法式に、舶来の呪術の入り雑つて居ることは察せられる。