“ミモザ”の漢字の書き方と例文
語句割合
含羞草100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐ風邪をひく含羞草ミモザのような山川が、荒くれた異土いどの風雪に十日もつづけてあてられたら、敵の弾丸を待つまでもなく、肺炎かなにかで、がっくりいってしまうのだろう。
蝶の絵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
深いところで自信のなさの劣等感に悩んでいるかよわい一本の含羞草ミモザにすぎない〉ので、病的に威厳をつくろって過度な尊敬を要求したり、激怒したり、意識的に残忍なことをしたりするのは
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)