“マルメロ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:まるめろ
語句割合
榲桲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで王は畢生ひつせいの記憶力を絞つて、エチオピアの料理人が榲桲マルメロを蜜の中へ入れて貯へる方法を叙述しようとした。ところが女王は、碌々聞きもしないで又急に話をかへた。
バルタザアル (新字旧仮名) / アナトール・フランス(著)
身体に塗る脂の方には『にほひ』として薔薇花・水仙花・榲桲マルメロ等を単用するのが普通で
希臘及び羅馬と香料 (新字旧仮名) / 加福均三(著)
「また榲桲マルメロが落ちなければいが、……」
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)