“ボールバン”の漢字の書き方と例文
語句割合
穿孔機100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは鋳物場で型上げしたばかりの、機関車の車輌の三倍もある大きな奴で、ワイヤー受けの溝をほるために、横穿孔機ボールバンに据えつけるためだった。
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
ワイヤー・プレーは底を二つの滑車にのせ、穿孔機ボールバンの腕にその軸と翼を締めつけて、固定された。グレーンがやかましい音をたてゝ、チエンを捲き上げた。
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
穿孔機ボールバン、旋盤、穿削機ミーリング……が鋭い音響をたてながら鉄を削り、あなをうがち、火花をひらめかせた。
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)