“ボソン”の漢字の書き方と例文
語句割合
足袋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
収金員達は呆気(あっけ)に取られて何も答えなかった。爺は背中をちぢかめるとうんうん唸り古足袋(ボソン)を脱ぎ取った。白銅貨が三つばかりその中からばらばらと落ちる。それを急いで一つ一つ拾い上げると
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)
火光がてらてらと全身を隈取(くまど)りつつ照らしている。爺は静かに濡れた上衣(チョゴリ)を脱いで背をちぢかめ、泥だらけの足袋(ボソン)をうんうん力んで脱ぎ取った。ばら銭が中からざらざらと藁の上に落ちて来るのだ。
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)