“ベリイル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
Béryl50.0%
美しき島50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば、緑柱玉の輝きをヴェールすかしてながめたような、淡いあわい海緑色ヴェル・マレエの、それ自体、冷涼たる輝きをもった……ヤヌッセンが Bérylベリイル と呼んでいるある異様な微光だった。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
美しき島ベリイル」で、八人の手に負えぬ小供を両人にたくし、飄然駆け落ちの旅に出発したジェルメーヌ後家その人であったというのは、これも宿世すくせの因縁といわねばなるまい。