“ピアニスト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
洋琴家66.7%
洋琴手33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある秋仏蘭西フランスから来た年若い洋琴家ピアニストがその国の伝統的な技巧で豊富な数の楽曲を冬にかけて演奏して行ったことがあった。
器楽的幻覚 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
十八才の天才洋琴家ピアニスト狩屋愛子は、その独奏会リサイタルの帰途、兄三郎の眼の前で、番町のあるビルディングの屋上から下った鉤縄に引っかけられ、夜の空へスルスルと引き揚げられたっきり
九つの鍵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
そして小声でそばにゐる洋琴手ピアニストのゴドヰスキに耳打ちをした。