“ハンモック”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吊床66.7%
釣床33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見せて呼んでいる「妻」——読みかけの書物のページに落葉を挾んで木蔭の吊床ハンモックから起ち上る自分——教授の老いたこころに
斧を持った夫人の像 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
そこは両側とも拡げられていて、最上後甲板下船室ラウンドハウスと言ってもいいくらいであった。もちろん、やはり天井はごく低かった。が二つの吊床ハンモックつるすだけの余地はあった。
無期帰休兵のグーセフが、釣床ハンモックから半分起きあがって、小声で言う。
グーセフ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)