“トロット”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
速歩50.0%
早足50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二、三町ばかり、軽い速歩トロットで進むと、眼下に新しい景色がひらける。それは小浅間の鬼押出しと呼ばれている、流れ出した熔岩のかたまった焼石の原である。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
馬は、急に早い速歩トロットに移った。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
もっとも、エレクトリークが早足トロットいっぱいに走り出すと、わたしの馬は全速力を出さなければならなかったが、とにかくわたしは食い下がって行った。わたしは、父ほどの乗り手を見たことがない。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)