“ジュパーン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
波蘭服75.0%
長上衣25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る朝はやく、赤い波蘭服ジュパーンを著た、堂々たる恰幅の客が訪ねて来て、ダニーロの安否を問うた。一部始終を聴くと、彼は泣き腫した眼を袖で拭きながら、肩をすぼめた。
またチューブの家の長持の中には夥しい布地や、波蘭服ジュパーンや、金モールのついた古風な波蘭婦人服クントゥーシュなどがぎつしり詰まつてゐた。死んだ女房が衣裳ずきのおしやれだつたからだ。
鍛冶屋が大急ぎで草いろの長上衣ジュパーンを身につけた時、不意に扉があいて、金モールをつけた迎への役人が入つて来て、参内の時刻だと告げた。