“ケンバイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:けんばい
語句 | 割合 |
---|---|
勧盃 | 66.7% |
剣舞 | 33.3% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
採物は、其一つ/\が、此鎮魂呪術に用ゐる呪具だつたのだらう。其を携へて出て舞ふと、歌が之に伴ふ。之がすんで後、数回の勧盃がある。
堂上方の御遊と庭上の芸能とは、別々に並行してゐる筈なのが、何時か堂上のを庭上に移すやうなことにもなつて来たのです。この芸能のはじめ/\に勧盃が行はれます。
これが恐らく、今も東北地方の神楽系統のものに含まれてゐる剣舞といふ風に理会され易いけんばいの名のもとなのでせう。つまり酒を飲んで芸廻しをするといつた意味と思はれます。