“クハンダキ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鳩槃陀鬼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは郎苦叉鬼ラクシャキたたりであるとかあるいは鳩槃陀鬼クハンダキまたは夜叉鬼やしゃきの害であるとか、あるいは死霊、悪魔、その地方の悪神等が祟りをして居るとかいうことをよく見定めて
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
法皇にとりついている羅苦叉鬼ラクシャキ鳩槃陀鬼クハンダキが、祈りの力に抵抗して最後のあがきをやっているのである。修咒者はここぞとばかり太鼓を鳴らす。そういう無情な行を夜明けまでやる。
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)