“ガラスどごし”の漢字の書き方と例文
語句割合
硝子戸越100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
約束の女が私の座敷へ来て、座蒲団ざぶとんの上に坐ったのはそれから間もなくであった。びしい雨が今にも降り出しそうな暗い空を、硝子戸越ガラスどごしに眺めながら、私は女にこんな話をした。——
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)