“カリルロン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鐘鳴器50.0%
鐘鳴室50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐘鳴器カリルロンの演奏には、女性以上の体力が必要なんだ。簡単な讃詠アンセムでも三度も繰り返したら、たいていヘトヘトになるにきまってるよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「いや、そういう喪服なら、きっとすぐに必要でなくなりますよ。もし貴女あなた鐘鳴器カリルロン室で見た人物の名が云えるのでしたら」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ところで君が、もし鐘鳴器カリルロン室の場面に、精確なト書がつけられないようだったら、もうこれ以上講演レクチュアはやめにしてもらおう
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そうすると支倉君、あの四句に分れていた伸子の言葉の中で、鐘鳴室カリルロンと武具室と——こう二つの印象だけが、奇妙にも、真中に挾まれている。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)