“オホトノホガヒ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大殿祭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大体「新室」の祝ひであるべき事を、毎年宮廷では繰り返して、大殿祭オホトノホガヒと称へてゐた。其唱へる所の呪言も、新室ほがひと言ふ方が適切な表現を持つてゐる。
これは宮廷の大殿祭オホトノホガヒや大祓へに、山人と認定出来る者の参加する事から知れる。山人は、山の神人であり、山の巫女が山姥となつて、市日には、市に出て舞うた。此が山姥舞である。
大殿祭オホトノホガヒの祝詞に見える
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)