“アストラハン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仔羊皮66.7%
羊毛皮33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村長の息子のレヴコーといふ若い哥薩克は、バンドゥーラを抱へたまま、こつそり、唄ひ仲間から抜けだした。彼の頭には仔羊皮アストラハンの帽子が載つてゐた。
彼に新調の波蘭服ジュパーンを著せ、赤い帯をしめさせ、てつぺんだけが粋に青い仔羊皮アストラハンの黒い帽子をかぶらせて、腰に土耳古風のサーベルをつり、片手には鞭を
うなじのところに小さい切れ目のある(そこから金ピカの頭巾アチーポックが覗いてゐたが、それには極々ちひさい、黒い仔羊皮アストラハンの角が前と後ろへ一つづつ突き出てゐた)舟型帽カラーブリクをかぶり
橋のうへに一群ひとむれの若者がたたずんでゐて、その中でいちばん垢ぬけのしたみなりで、白い長上衣スヰートカに、鼠いろの羊毛皮アストラハンの帽子をかぶつた若者が、両手を腰につがへたまま傍若無人に