“ろくにれん”の漢字の書き方と例文
語句割合
六二連100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その雛段にも連中はならんだから、魚河岸うおがしとか新場とか、大根河岸だいこんがしとか、吉原や、各地の盛り場の連中見物、その他、水魚連すいぎょれんとか、六二連ろくにれん見連けんれんといった、見巧者みごうしゃ、芝居ずきの集まった
仮名垣魯文かながきろぶんが「いろは新聞」の全紙面を花柳通信に費したのも怪しむに足りない。芝居道楽といふディレツタントの劇評家が六二連ろくにれんを組織して各座の劇評を単行本として出版したのも不思議ではない。
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)