“ろうまんは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浪曼派50.0%
浪漫派50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もの思うあしという題名にて、日本浪曼派ろうまんはの機関雑誌におよそ一箇年ほどつづけて書かせてもらおうと思いたったのには、次のような理由がある。
その「逆行」と殆ど前後して同人雑誌「日本浪曼派ろうまんは」に「道化の華」が発表されました。それが佐藤春夫先生の推奨にあずかり、その後、文学雑誌に次々と作品を発表することができました。
わが半生を語る (新字新仮名) / 太宰治(著)
シューマンその他浪漫派ろうまんはの作者や、またワグナーその他の楽劇にあまり同情しない事なども、何となく彼の面目を想像させる。
アインシュタイン (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
同時にスコット一派の浪漫派ろうまんはを生まんがために存在した時期である。すなわち子孫のために存在したる時期である。自己を樹立せんがために存在したる時期の好例はエリザベス朝の文学である。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)