浪漫派ろうまんは)” の例文
シューマンその他浪漫派ろうまんはの作者や、またワグナーその他の楽劇にあまり同情しない事なども、何となく彼の面目を想像させる。
アインシュタイン (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
同時にスコット一派の浪漫派ろうまんはを生まんがために存在した時期である。すなわち子孫のために存在したる時期である。自己を樹立せんがために存在したる時期の好例はエリザベス朝の文学である。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)