“りょうちゅうしょ”の漢字の書き方と例文
カタカナ：リョウチュウショ
語句割合
梁中書100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、わしは夜を日についで、北京府（ほっけいふ）に立ち帰り、かよう云々（しかじか）と、梁中書（りょうちゅうしょ）閣下にお告げする。当然、烈火のお憤（いか）りは知れたこと。
新・水滸伝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「おいおい、そう頭ごなしに、大声でいうなよ。中門の外には、衛兵が立っておるんじゃ。聞えたらこの梁中書（りょうちゅうしょ）、まるで赤面ものじゃないか」
新・水滸伝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
北京の梁中書（りょうちゅうしょ）から、都の蔡（さい）大臣へ、誕生日祝いに送る時価十万貫のものを、「奪うべきか。見のがすべきか？」また。
新・水滸伝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)