“らいよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
雷除100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筝曲そうきょく朱弦舎浜子しゅげんしゃはまこの住居や、その隣家の宮原氏邸も、以前もとは先生の御宅の構内裏庭かまえうちうらにわで、野菜などがつくってあったかと思う。朱弦舎しゅげんしゃの入口には雷除らいよけの雷神木が残っている。
古い暦:私と坪内先生 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
おなじ裏長屋でもお津賀の家は小綺麗に住まっているらしく、軒には亀戸かめいど雷除らいよけの御札おふだが貼ってあった。表の戸は相変らず錠をおろしてあるので、内の様子はわからなかった。
半七捕物帳:17 三河万歳 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)