“よろぼし”の漢字の書き方と例文

語句	割合
弱法師	100.0%

弱法師

ヨロボウシは謡曲の「弱法師（よろぼし）」にもあるように少年のことであった。はかまを着て出るということが、殊（こと）にこういう名に似つかわしく感じられたのである。

野草雑記・野鳥雑記：01 野草雑記 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)

「わたくしが、病弱な弱法師（よろぼし）でなければ、もいちど武士の子に返って、お供をしたいとも思いますが」

源頼朝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

面を絵画化して〈弱法師（よろぼし）〉を描いている。

能面と松園さんの絵 (新字新仮名) ／ 金剛巌(著)