“よげつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
余孽50.0%
餘孼50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨今日本に多い不義にして富みかつ貴き輩の子が父の事を語るをずるのあまり、その母は大名の落胤公家の余孽よげつだったなど系図に誇るも似た事だ。
自ら新にする第一の工夫は、新にせねばならぬと信ずるところの舊いものを一刀の下に斬つて捨てて、餘孼よげつを存せしめざることである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)