“よくよくとし”の漢字の書き方と例文
語句割合
翌々年100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
橋本の姉が夫の達雄と一緒に、汽車で三吉の住む町を通過ぎようとしたのは、翌々年よくよくとしの夏のことで有った。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
忘れもせぬ、祖母のなくなった翌々年よくよくとしの、春雨のしとしとと降る薄ら寒い或夜の事であった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)