“ゆうきょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
幽居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
訪う人もないこの幽居ゆうきょの御所へ、勝ちほこるがわの将軍として、ようお訪ねくだされましたの。お話の模様は、蔭でうかがっておりました。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幽居ゆうきょの日を、読書に没し、禅に参入し、若いいのちを、自らたたきますにつれ、ひとりとめどなく涙した。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)